Sinn503 EZM1

  • 購入後使用年数:不明
  • 前回手入れ時期:はじめて

症状

思ったより日差がおおきく、正確には計っていませんが、1週間で4~5分進みます。 クロノグラフを使用した後に時計が止まっていたこともありました。 そして、リューズをねじ込む時にもゼンマイが巻かれる感覚があります。

原因と修理方針

ムーブメントを点検させていただきましたが、測定器の表示では、日差55~60秒を表示し、テンプの振り角もベストな状態より元気がない状態でした。ゆえに、油切れによるパーツの磨耗、錆びつき等による不具合と考えられます。

特にレマニア5100はセンターに60分計を備えている為、通常のクロノよりもセンターに1本多く4本の車が重ねてあります。ですから、パーツとパーツの間隔が狭く油切れを起こすと摩擦が多くなりクロノを作動してもきしんでしまい、時々止まり等の不具合が生じます。

修理料金

オーバーホール ¥40,000
内装部品(クロノグラフランナー) ¥15,000

※ムーブメントを開ける前の防水テストでは20気圧OKでしたので、外装部品の交換は特にありません。


合計 ¥55,000

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