Sinn156

  • 購入後使用年数:不明
  • 前回手入れ時期:不明

症状

Sinn156bの初期型(4本ビスドメ)ですが、数ヶ月前に動かなくなってしまいました。近所の時計店に修理依頼をしたのですが、裏蓋が固着しており、修理できないとのことでした。

原因と修理方針

止まりの原因は金属疲労によるゼンマイ切れでした。

ネジは、他社様がトライした方もうまく削り取ることが 出来まして、元のネジ山を残すことができましたが、 他社様の使用されたドリルが貫通しておりミドルケースを少し削ってしまってました。 こちらは穴埋めして補修する予定です。

また、スタートボタンを内側から留めるネジピンが曲がっており ボタン全体が曲がっている状態でした。

風防のキズが多く、深い個所もあり、磨きで取り切れないかもしれません。 その他に構造上風防にツバが付いているのですが、

そのツバの部分の一か所に 欠けが見られてまして、防水性に不安が残ります。 そのため、交換をお勧めします。 形状がマイナーチェンジしてまして、新タイプと今付いている風防では、ベゼルからの立ち上がりの形状が異なってしまいます。ご了承いただけるようであれば交換対応可能です。

修理料金

オーバーホール ¥40,000
内装部品(パッキン、ゼンマイ、早送り車) ¥13,500
風防 ¥12,000
プッシュボタンx1 ¥13,000
ネジ抜き工賃x2 ¥8,000
ネジ2本 ¥2,000


合計 ¥56,000

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